springspoon

今月のATC＊6月

早いものでもう6月です。

急にメチャメチャ忙しくなってしまって

友くんが帰国して日本でアンティーク小物を販売しているのに

行けそうもありません。

（友くんのblogが大好きなんです。本業はパリ在住のファッション

雑誌などのライターとかいろいろ。古いぬいぐるみのコレクターで

ボロボロ古いものを解体して中味を出して洗って仕立て直す行程

が特に面白いです！ご興味のある方はどうぞ）

今月のATCと言いつつ、

みんな5月に作ったものなのですが・・・

今月の「一番お気に入り」はコレにします。

このバックグランドは失敗しちゃった写真

（以前ご紹介したマットなフォトペーパー「竹尾の彩現」）に

コピックのバリオスインクをぽとほとっ落として

バーサファイン（黒）でスタンプを捺して作りました。

アリスは他のペーパーにスタンプして

コピックマーカーで色付けしています。

この日は似たようなモノが大量にできました。

何故ならプリンターの調子が悪くて

失敗したプリントがたくさん出たから

 
これは実写版アリス？って感じですが

モノクロのコラージューペーパーにコピックで色を付けました。

バックグランドは先ほどと同じ失敗した写真の上にコピックそして

ウォルナットインクをスプレーしています。

コピックの塗り絵は色が鮮やかに出て楽しいです。

同じようなカードですが、もう1枚

次はメメントで作ったバックグランドが

すごく気にいって作り始めたATCを2枚

 私の場合バックグランドで面白いものが作れると

お気に入りのATCが作れるという公式があるような気がするので

2.5×3.5インチの中に

面白いバックグランドを作ることを一番楽しんでいますが

作りこんでいく中でいろいろ貼ったりすると（私は特に飾りすぎですね。）

最後にはほんの一部しかバックグランドが

見えなかったりするんですよ。

ですから、シンプルなカードが好きな方なら

好きなバックグランドができたら

あとは好きなスタンプをポンと捺すだけ

それだけで素敵なATCができると思います。

 

簡単！「くるみボタン」の作り方

先週、東京国際キルトフェスティバルに行ってきました。

今回はサンプル用の布地大きな袋につめ放題で５００円とか

このような切れ端たーーくさん入ってて２００円！！とか

そんなお買い得なものばかり買ってきました。

「こんな切れ端どうずるの？」って

 

こんな可愛い「くるみボタン」が作れちゃうんですよ！

実はこの「くるみボタン」よく手芸店で売っている「くるみボタンキット」で

作ったんじゃないんですよ。もっと簡単！

きっとやったことがある人も多いのかもしれませんけれど・・・

今回のTipsは簡単！「くるみボタン」の作り方です。

１．まずはボタンを用意します。

２．ボタンより１５ミリくらい大きな直径の円

　（だいたいひとまわり大きくすれば大丈夫）に布をカットします。

３.ボタンにボンドタイプの「のり」（木工ボンドやピットマルチ２）をつけます。

４．３の「のり」が半透明になったら、布の中央にのせます。

５．ボタンのうらに布がまわる部分に「のり」をつけます。

６．そしたら、おもむろに何かが入っていた「ビニール袋」を用意します！

　（＊サランラップでもいいんだけど、もったいないでしょう）

さぁ、ここからがこのTips の醍醐味！！

見せ場なのでがきれいだったらいいんだけど・・・

７．ビニールにのせて徐々に絞り込んでいきます。

８．ぎゅぎゅっと絞りましょう！

９．はい！できあがり。

どうですか？簡単でしょう！

ようはサランラップで作る茶巾絞りの要領です。

素敵な作品を作る大好きなCOCONちゃんが同じようにブラッズに布を

まいていたのでブラッズでもやってみましたよ。

これまた簡単に！美しく！！できましたよ！！！

これからは、たとえお気に入りの色でなくてもボタンは

絶対捨てられません！そしてお気に入りの布の切れ端も・・・

「くるみボタンキット」って以外にお値段が高かいんですよね。

それに足があるから「のり」でつけるときは

こちらのほうが絶対いいと思います。

ペーパーフラワーの真ん中にオススメ！！

前記事のフェルトコサージュにもきっと合いますね！

是非！いろいろ作ってみてくださいね！

 

MINIBOOKの表紙の角を丸くする

先日はじめてお会いした人に

ホームページを見ましたと言われて

「ありがとうございます」と答えたものの

私はいったいいつから

ホームページの更新をしていないのだろう・・・と思い

帰ってきてから、恐る恐る見てみたら

キャー

昨年の今頃の話題が・・・

ということは丸々１年放ったらかし！！！

（～ひゅ～ぅ～風の音が聞こえる・・・しばし無言）

気を取り直して

いろいろ更新したいことが山ほどあるのに

例えば

ちょっとしたコツをHPのコンテンツにしたいと思いながら

何年たっているかしら

ということで（長い前置きでしたが）

思い立ったときにblogに書き出しておいて

あとでまとめることにしました。

＜MINIBOOKの表紙の包み込み方＞は

何種類かやり方があるのですが

一番きれいにできるのでは？というやり方は

私のクラスに出ていただいたことがある方には

（耳にタコができるほど）お伝えしてますね。

これから書くのはそれとは別の最も簡単な包み込み方で

尚且つ＜MINIBOOKの表紙の角を丸くする＞

ことができるちょっとしたコツです。

近頃はチップボードの角を丸くする便利な道具があるようですが・・・

私は持っていません。

上の写真のようなアールなら紙を貼るのではなく包み込むことで作れますよ。

１．まず、チップボードより一回り大きなペーパーを用意して、角を折りこみ

　　糊付けします。

２．辺に添ってペーパーを折り込んで糊付けします。

３．机など硬いところに角を押し当て左右にスィング

４．最後に目の細かい紙やすりなどでこすって仕上げます。

と簡単ですから

やったことのない方は

試してみてくださいね！

ウルトラ艶々

ウルトラ艶々って何？！って感じですが

先日締め切りだったカード交換会でも使った。

「UTEE」

（エンボスパウダー？正確にはパウダーではないですね。

Ultra Thick　Enbossing　Enamelを略してUTEEですが）

のことを勝手にそう呼んでます。

日本ではなかなか手に入らないんですよね。

そういえば以前、ジョイフル２千葉ニュータウン店で

意外なところに売ってて驚き！まとめて購入しました。

（ずーっと以前blogに書いた記憶もあるような・・・）

見かけたところは「夏休みの自由研究」という

特設コーナーでその後見かけていないので

担当者の方に聞いてみると

早速在庫を取り寄せてくれました。

な～んだぁ在庫あるんだ！もっと早く聞けばよかった。

きっと鍋（専用のものあるけれど）で

大量に溶かしていろいろな素材を

透明アクリルで包み込んだような

作品作りを夏休みの工作にいかが？

ということだったのかサンプルがなかったので

売り場では目立たず売れていた様子はなかったような・・・

売り場の人も実際のところ

何に使うものか分からなかったとか・・・

スタンプに使えると伝えたので

SBコーナーのスタンプを扱っている棚に

商品を置いてくれました。

ということで今ジョイフル２千葉ニュータウン店では

「UTEE」山積みです！（笑）

簡単な使い方はツキネコの「バーサマーク」でスタンプしたあと

パウダー状（粒子が大きいですが）の粉をかけて

スタンプインクの部分に付いた「ＵＴＥＥ」を

ヒートエンボスします。（熱で溶かします。）

そうするとその部分がツヤツヤに！

普通のクリアエンボスパウダーの2倍くらいの

ボリューム感とツヤツヤ感がでますよ。

乾いてからガラスや氷のような効果がでる

ひびを入れることもできます。

でも「ＵＴＥＥ」は普通のエンボスパウダーより

粒子が粗いのでエンボスヒーターでは粉の飛び散りが

気になります。そんなときはアイロンやホットプレート

などでも代用できますが、私はクッキー缶の蓋などに

アルミホイルをひいてその上に載せて

オーブントースターの扉を開けたまま

缶の蓋を持ったまま中に入れて溶かします。

ミトンをして溶け具合を確認して

完全に溶けたらすぐに出します。

すごく熱くなりますから、くれぐれも火傷に「注意」です。

大好きなチップボードで作るタイル風アクセントも

エンボスヒーターよりオーブントースターのほうが

流れや滲みが少なくて綺麗に絵柄が出ると思います。

でも、この方法は小さな作品に限りますけれど・・・

「艶々」ってお肌も髪の毛も

艶やかさが日々失われつつある身としては

魅力的ですよ！本当に！（笑）

スタンプではUTEEが大好きだし

ステッカーやチップボードも最近は

グロッシーアクセント等を使って「艶々」にするのが

マイブームです。

こちらは塗って、乾くのを待つだけだから

本当に気軽にできます！

以前作った作品に使ったステッカーなどにも

グロッシーアクセントを塗って

「ツヤツヤ～♪」とひとり喜んでいます。

グロッシーアクセントも「セピア」がお気に入り

 

チップボードの白い文字もほんのりピンクになるんですよ！

こちらはいつもネットショップで買いますが

１本あればかなり使えます。

「艶やかにしたい」と言うかたにこちらもおススメです！

「プリマで菊」の作り方

扇型のMINIBOOKを作ったとき

「和風」のアクセントを作れないかなぁ・・・と

プリマのデイジー型の花びら数枚を重ねて

菊の花を作りました。

いくつか作ったのですが、

６枚あればボリュームもそこそこ出て菊の花になるような・・・

どうでしょうか？

６枚のうち上２枚は半分に折って使います。

目打ちで穴をあけたら、ブラッズを通して

花びらの形を整えます。

真ん中あたりをつまんで少しねじり、

ブラッズが見えないようにしたら出来上がりです。

扇形は１２インチを２回折って

コンパスなどでアールを描き、線のとおり切れば作れます。

この菊とカードストックだけで

簡単に和風のカードも作れそうです。